2013年2月25日月曜日

食養と食事

イストアール 本日のランチコース
 
 

アミューズ
 
 
前菜
 
パスタ
 
焼きたて天然酵母パン
 
魚料理
 
お口直し
 
肉料理
 
デザート
 
 
どれもアートでした!
 
全部画像アップしたかったんですが、くどいかなと思い
 
特にかわいい盛り付けのものだけで。
 
 
 
 
さて、食生活の見直しで病気を治癒へ導く食養。
 
今、まともに実践していないのには訳が。
 
諦めた、というのではないんです。
 
面倒くさくなった、というのでもないんです。
 
 
まず大きいのは、職場で甘いものとコーヒーを断つのが極めて不自然だったこと。
 
治病のための食養では甘いもの、コーヒー(カフェイン)も禁止でしたが
 
職場ではいつも丁寧にコーヒーを入れて下さる方があり
 
頂きもののお菓子が全国から届き
 
ありがたくいただけば毒にはなるまいと、もう何年も毎日のようにいただいてきました。
 
そうすると、いわば中毒ですね、
 
コーヒーとお菓子がいつも車の中にありました。
 
 
 
それから、周囲の理解を得ることの難しさ。
 
どうして肉食べないの?という質問をされない限りは
 
こちらから説明することもなかったんですが
 
食事会の場などで、一般的に人気のある美味しそうな料理に手を付けない私を見て
 
不思議がって聞かれていたわけですね。
 
 
初めのうちは、いろいろ説明するのが面倒で
 
ただ嫌いだからとだけ言ってみたこともあったのですが、
 
口には出さなくても
 
「なんだ大人なのに好き嫌いか、なんて我儘なやつだ」
 
みたいな見方をされてるのがありありと分かって、バカにされてるようで。
 
 
なので、私が生まれて初めて玄米菜食と出会った時の話をして、
 
なんとなくわかっていただくようにしていました。
 
 
そういえば、このブログではまだお伝えしていませんでしたね。
 
 
 
東京の洋書専門店に勤務していた頃のことです。
 
(あまりにも小さい会社なのでFBの職歴に会社名を入力しても
 
「ありません」みたいなメッセージが出ちゃって登録できませんでした(^^ゞ)
 
私が出産のため退職を決め、会社が後任を募集し
 
引き継ぎの約1ヶ月という短期間でのことでした。
 
 
新人さんが玄米菜食のお弁当を持ってきていたり
 
外食するときも肉は決して選ばなかったので理由を聞いたら、
 
彼女の妹が生まれつき体が弱く、しかも生まれてきた子がひどいアトピーで悩んでいたところ
 
ご主人がいろいろ資料集めをしてくれた中で、やってみる価値ありそうとスタートしたのが
 
玄米菜食(マクロビオテイック)による食事療法だったのだそうです。
 
 
かねてから悩んでいた体の不調が徐々に改善され
 
お肌がすごくきれいになって、メリハリボディになって
 
食費が抑えられたり、とメリットがものすごくたくさんあって良いのだとか。
 
 
ある日、後任の彼女と一緒に妹さんの家へお昼をごちそうになりに行って以来、
 
私もはまってしまったのでした。
 
 
まず部屋に入って驚いたのは、小さなアパートの一室とは思えない洒落たインテリア。
 
そして流れているBGMがまた、スローテンポのジャズで
 
おむつをしている赤ちゃんがいる家庭にはとても見えません。
 
 
そして出てきた食事は、
 
そう、ちょうど長坂町白井沢のピアニッシモさんの気まぐれプレートみたいでした。






アトピーがひどかった妹さんは武蔵野美術大学卒業後
 
インテリアコーディネーターとして活躍、
 
暮らしそのものをデザインして楽しむ素地がおありだったんですね。
 
 
何につけても見た目から入る、、、というわけではないんですが
 
見た目、大事ですよね。
 
 
脱線、長くなりました。
 
 
たいていは、この出会い話で終わるのですが、時には
 
こちらはただ説明をしているだけなのに
 
肉を食べないことをまるで攻撃されるような場面も。
 
 
声が大きくなり語気が荒くなると
 
その場の雰囲気が一気に悪くなって食事を楽しむどころじゃなくなっちゃいますよね。
 
 
食事会の主旨から外れて議論に発展しても面白くないし
 
肉を食べないというだけで
 
変わり者扱い、挙げ句の果てには気の毒がられたり。
 
正直なところ、自分も面白くないわけですね。
 
 
それで、家では敢えて調理しないけれど、
 
たくさん食べてくれる理解者が隣にいない時や
 
会費制で食べないと損!みたいな時は、食べるように。
 
もともと飲まないので、その時点ですでに損(ToT)してますが。
 
 
 
弾みがついたのは、3.11の原発事故以降。
 
いつもなら春休みシーズンで学生さんが団体で旅行に出かける時期に
 
ここ八ヶ岳でも観光客が激減し、飲食店にとっては死活問題。
 
地域産業の応援をと、職場のみんなで一緒に外食して歩きました。
 
 
お弁当作るより楽だし、みんなと一緒の食事は楽しいし。
 
いつしか外食が当たり前になりました。
 
 
 
 
結果から言うと、
 
私の体にとっては、肉食、甘いものは健康上よろしくなかった
 
ということになるわけです。

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