2013年2月5日火曜日

回復と成長

手術後、寝たきりで排泄すら自力でできなかったのが

起き上がって、歩いて、顔洗って

ご飯食べて、シャワー浴びて

自分の思い通りに体を動かせるようになっていく過程は

赤ん坊の成長に通じるものがある。

できて当たり前で

普段は気を留めることもない体の動き。

四つん這いから真っ直ぐに体を起こしで歩くって、

こんなに重い頭を支えるって、大変なことだったんだ。

毎日、少しずつ、できることが増え

体の違和感がとれていくのを

看護婦さん、家族が、ひとつひとつ確認して、

「頑張ったね、よかったね」と声をかけてくれる。

目一杯の愛で育てられる至福の時代、

乳児期の自分を早送りで再体験しているみたい。

2 件のコメント:

  1. 人の優しさに純粋に感謝したり感動したりする、こういう経験てたいせつですよね。
    されたら、その経験を次の人にしてあげたくなって引き継いでいく。
    ペイフォワードて映画もありました。
    言われただけだとなかなかできないけど、実際に経験すればそういう気になると思っています。

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  2. ペイフォワード、いい映画でしたよね。ラストが可哀そう過ぎましたけど。
    人の痛みを知るために、この経験がある、私もそう思いました。

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