2013年2月1日金曜日

癌細胞はテロリスト(YYY-rated)

 
タイトルを見て、すぐに何が言いたいかわかる人もいれば
 
はぁ?何のこと?
 
と思う人もいると思います。
 
 
私が10年前に癌告知を受けてすぐに三大療法で癌をやっつけようとしなかったのは
 
癌細胞はテロリストだと思うから。
 
 
え?なおさら何が言いたいのか分からない!
 
と思う方もあれば
 
大きくうなずく方もあるかもしれませんね。
 
 
 
テロリスト=テロリズムを信奉する人。
 
テロリズム=政治的目的を達成するために、
 
暗殺・暴行・粛清・破壊活動など直接的な暴力やその脅威に訴える主義。テロ。
 
 
 
政治的な話題を取り上げると、賛否両論、際限なく討論が続くと思うので
 
具体的にどこの国の誰がどうで、こうで、
 
という話はやめておきます。
 
 
 
世界中の誰もが、健やかで愛に満ちた暮らしを望んでいるはずなのに
 
自分の満足のみを追求し、人の不幸を喜ぶ存在がある現実。
 
 
テロリストを一人消しても、それで全て丸く収まることはあり得ません。
 
反対勢力の種は残り、いずれ成長して新たなテロを生みだします。
 
 
テロリストには、テロ行為に及ばざるを得ない事情があるから。
 
理由があれば仕方ない、と野放しにすることを良しとしたいわけではありません。
 
 
テロ行為を起こしてまでも世界に訴えたい叫びを秘めた
 
テロリストが生まれる土壌を育てないように
 
関わる存在全てが、つまり全人類が
 
平和な社会を実現するための学習、創意工夫を諦めることなく継続すること。
 
 
まだまだ先は長い…でしょうか?
 
 
 
 
さて、ここで、テロリズム信奉する「人」を「細胞」に、
「政治的目的」を「その人らしい生き方」に置き換えてみてください。
 
 
 
テロリストは宇宙からの侵略者ではなく、同じ地球人。
 
癌も、外からのウイルスではなく、一人の人間に元々あった細胞。
 
 
 
テロリストを圧力で制するのも
 
癌を手術で切ったり放射線や抗がん剤で抑えるのも同じ次元だと思ったのです。
 
 
 
日本ホリスティック医学会会長、帯津三敬病院の名誉院長の帯津良一先生は
 
都立駒込病院で食道がんの外科的手術を専門としていた時代に
 
切っても切っても、すぐまた戻ってくる患者を見ていて
 
これはおかしい、と西洋医学の限界を感じ漢方の勉強を始めたそうです。
 
 
 
 
いわゆる三大療法により、対症療法的措置をとることで
 
しばらくは症状が改善するけれども、
 
その人の心と体の中のどこかで何かのスイッチが切り替わらなければ
 
癌細胞は姿形を変え、また現れるのです。
 
 
三大療法のみで完治する場合もありますが
 
おそらくそれは、今回私が入院手術を通してお世話になり実感した
 
周囲の方々に対する大いなる感謝の念や
 
私の回復を願って下さった皆さまの「祈りの力」の賜物ではないでしょうか。
 
 
例えば私の母もそうであったように
 
癌は完治した。けれども患者は死んだ。
 
ということが起こったり、
 
癌治療の最中にお亡くなりになる方もあります。
 
 
けれど、それは決して悲しいことではなく
 
その人にとって、そこで今生を終えることが
 
健全な生き方を全うする手段だったと言えるのかもしれません。
 
 
 
私の知り合いに、ご夫婦そろって人のオーラを見ることができる方がいらっしゃいます。
 
昨年、ご親族を癌で亡くされたのですが
 
息を引き取られる瞬間のオーラが、本当に美しく輝き
 
幸福に満ちた魂を見て、心から安心されたそうです。

2 件のコメント:

  1. 最期の時のオーラのお話を読んで、私が診てもらった自然療法の先生がよく言っていた「死は究極の好転反応だ」という言葉を、思い出しました。当時はちっとも、納得がいきませんでしたが・・・。今なら、それもいいかな?と、少しだけ。

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    1. いしづかさん、初コメ(ここでは)、ありがとうございました♪そうおっしゃる方もあるのですね。なるほど。

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