2013年4月14日日曜日

久しぶりの読書のはずが・・・

 
 
村上春樹の新刊が発売されて話題になっている。
 
何につけても天邪鬼の私。
 
あえて、そちらを読む前に過去の作品のおさらいをしておこうと
 
図書館にあった全集をまとめて借りてきた。
 
 
 
本を借りたことをわざわざブログに書くのも、おかしなことだけど
 
こうでもしないと読み終え無いうちに返却日を迎えてしまいそうなので。
 
 
運転には支障のない視力なのだけれど
 
もともと近視と乱視で左右の視力が違うので
 
目を使う時間が長いと肩こりの原因に。
 
 
そこへもってきて、化学療法の副作用か
 
いや、ひょっとすると、いよいよ老眼デビューか
 
最近、手元の字が読みにくくなってきた。
 
 
元々、東京にいた時に比べたら読書量が激減していて
 
正直なところ、活字に慣れていない。
 
 
いや、そういうことではないのかもしれない。
 
本を持ってじっと座って過ごすことができなくなっている。
 
 
読み始めてもすぐに本文中に現れた言葉から
 
「あ、そういえば、、、」
 
と、連想したことを思い出しては立ち上がり、用事を済ませに動き出してしまう。
 
 
今日も早速そのパターン。
 
 
全集の第一巻、「風の歌を聴け」のさわりの部分、
 
『もしあなたが芸術や文学を求めているのならギリシャ人の書いたものを読めばいい』
 
で、ギリシャ人に反応。
 
 
昨日、シルクロード美術館の帰りに、
 
ギャラリートークを担当された学芸員さんを交えてお茶しながらワイワイ話したことを思い出して
 
どうしてもアップしておきたくなってしまった。
 
 
 
シルクロード美術館所蔵のガンダーラの仏像の顔立ちは
 
まるでギリシャ彫刻のように丹精な、
 
もう少しこのパーツがこうだったら、、、、
 
と言いたくなる部分がない、イケメン揃いなのです。
 
 
館内撮影禁止なので、ここでアップできないのが残念(・_;)
 
 
日本各地で時折ガンダーラ美術展が開かれますが
 
展示されている仏像を見ると
 
良く言えば西洋ではなく東洋よりの、ふっくらした顔立ち。
 
 
はっきり言うと、何かこう垢抜けないというか、のっぺりしたというか、、、
 
 
なんて仏像の顔比べてどうするってわけでもないんですが
 
本当に、惚れ惚れするようなイケメン仏像に会いたくなったら
 
平山郁夫シルクロード美術館、入ってすぐ左に展示されている
 
ガンダーラの仏像を見にいらしてください♪


1 件のコメント:

  1. 結局、返却日までに読めず。
    だって、読みにくいのだもの。
    昔からノンフィクションはあまり読まない方だったけれど
    この人の、まだ初期の作品だからなおさらなのかもしれないけど
    どこがノーベル賞ノミネートなの?
    小説を読むという作業って
    一個人の「書く」という趣味にお金を払って付き合わされるだけのことじゃないの?
    というのが、正直な感想。
    それでも、多くの人々がこれだけ騒ぐには何かあるのだろうと思って頑張って最初の3冊を、本当に頑張って読んでみたけど、
    作者本人も言っているように、何か伝えたい思いがあって書かれている作品ではなく、漠然としたテーマと書き出しの文章があって、勝手にストーリーが歩き出し、どう展開していくかは作者にも予測がつかない、というシロモノばかり。
    貴重な時間(でもないか、今は)を割いて目を悪くして読破する必要があるものとは、到底思えなかった。
    趣味、というよりも遊びとして暇つぶしとしてとらえ、ああ、こういう表現をしたがる人もいるのだな、と達観しなくては読めない。そして私はそういう読み物を必要としない。

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